会津木綿と中田窯のリム皿です。
作っている地域もジャンルも全く違うものだけど、
何処か通じるものがあるなと・・・知識と併せてじっと見つめてみます。
①先人から受け継ぎ、作り続けられてきた定番。
②全く同じものだけを作り続けたのではなく、時代時代で創意工夫が加えられている。 ③ある程度の量産ができる
④単純に分かるけど、これはパッとできたものではないなと。
⑤もう少し想像力を働かせると、楽ではない仕事をなんとか続けてきた結果に思えてくる。
⑥つまり作り手の「営み」から「生まれたもの」だと気づく。
・・・・こんなところでしょうか?
服であっても器であっても 僕が販売を通じて伝えたいのは「心の部分」です。
お店自体もそのように作ってあって
安易にわかりやすい印を並べたり、無責任にコレクションすることもありません。
お客様に手に入れて欲しいのはモノではなくて、より良い暮らしのはずだから、
そのための気づきがあって、感性を育てる為の買い物であって欲しいです。
ネットでの販売に積極的になれないのは、 本来この店で伝えたいことが、どうしても伝わらない気がするからです。
"美しいもののうしろには美しい人の心がある"
売れればいいではなくて、素材や模様から遡り、先人の重ねてきた創意工夫、作り手の営み「心の部分」を伝えたい。伝え続けることで、今のデザインやものづくりに足りないものが自然と見えてきました。
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