ラマザンが母国であるトルコでオーダーしているキリム。
これは古いキリムにあるモチーフで、女性が腰に両手を置き肘を張っている図案なのだという。
久しぶりに「ああこれ欲しい!」と思うものだったのだけど、残念ながら他のお客様のためのものだったので・・・
こういったものが現代にまだ作られているのかと思うと感動したし、あたりまえにこの仕事をやっているラマザンのことをとても尊敬した。そして細かく図案を指定するのではなくて、作り手と関係を作りその感性に委ねることにも強く共感できた。
キリムや絨毯がプロダクトのように正確に作られたら・・・もちろんデザインの完成度によっては良いものもできるかもしれないけれど、やっぱり自分が求める着地点とは違うのかなと思う。
それは、陶器や藍製品についても同じことがいえる。
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