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中山の歌声

台風一過、随分と遠くを北上したはずなのに、昨夜からの風は強く。

今朝は、台風対策の片付けと駐車場の掃除から1日をはじめた。

 

近年は毎年悩まされているが、この地球規模の問題は、これからも延々と続きそうだ。

各地での台風の被害が大きくならないことを願う。

 

 

こんな風が強い日は、決まって向かいの「中山」を見てしまう。

生えっぱなしの竹や雑木達が南風に大きく揺れて、「ざざーっ」とも、「グオーっ」ともいう音をたてる。

 

 

そういえば、子どもの頃、よく裏山へあがり風の通る場所でこの音を聞いた・・・

そこは集落と集落の間くらいで、大きな栗の木の落葉が一面にあった。

 

決まって怖くなって、早足で逃げ帰るのに何故か何度も足を運んだ。

自然への畏怖の念のような大きな何かを・・・感じた記憶がある。

電線の多さにもびっくりするけど、楽譜のように見えなくもないから・・・

この木々の騒めきは「中山の歌声」ということで。

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