徳島県藍染研究会主催の藍の勉強会/繋ぐを考える 04. のご案内です。
第4回目となりました勉強会は、大阪日本民芸館 学芸員の小野絢子さんを講師にお迎えします。
丹波布や芭蕉布の事例をご紹介いただきながら、民藝運動の蒐集品や、柳宗悦らの材料についての言及を元に「天然染料を使う意義」について、皆さんと一緒に考える機会となれば幸いです。
また現在、大阪民芸館で開催されております「喜如嘉の芭蕉布物語」の見所につきましてもお話いただきます。
「繋ぐを考える」は、藍染研究会会員向けの勉強会ですが、一部、一般の方にも参加いただいております。
会の特性や会場となる大学の都合上、素性のわからない方はお招きできない場合がございますので、予めご了承ください。お申し込みはHP最下部の「お問い合わせ」より、メッセージをお願い致します。
繋ぐを考える 04. 民藝運動と布 -産地との関わりを中心に-
講師:小野絢子/大阪日本民芸館学芸員 日時:2023年9月22日(金)13:00~15:00 場所:四国大学 藍の家 徳島市応神町古川戎子野123−1 会費:1.000円(当日現金でお願いします)
助成|徳島県 とくしま未来・文化創造支援
藍の勉強会は「繫ぐを考える」と題し、藍やものづくりに関わる方を軸としつつ、多様な職業や立場の方を講師として迎え、みなさんと気づきを共有することで、阿波藍や灰汁建て、染色技術の技術継承について、様々な立場(職業)の方と一緒に学び、学生も交え起業して働く意味や社会的包摂、持続可能なものづくりについても、共に考える機会にしたいと思います。
先人が残したものを消化するだけでなく、「継続という形式」だけに縛られるのでもなく、藍を題材とした勉強会をきっかけとして、この土地の未来に気づき、後に続く人たちにとっての「道標」となる仕事が生まれることを願っています。
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